高知城
こうちじょう
日本100名城 No.84
- 場所
- 高知県高知市丸ノ内(地図)
- 築城時期
- 江戸時代(17世紀初め)※基となった大高坂山城は南北朝時代に築城
- 築城主
- 山内一豊
- 主な城主
- 山内氏
- 分類
- 梯郭式平山城
- 遺構
- 現存天守、御殿、櫓、門、石垣、堀、鐘撞堂
- 概要
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高知平野中心の大高坂山に築かれた平山城。南北朝時代に築かれた大高坂山城が基とされ、戦国時代には岡豊城の長宗我部氏が本拠をここに移そうと計画したこともあった。長宗我部氏が関ヶ原の戦いで敗軍の将となって改易され、代わって関ヶ原の戦いで居城(掛川城)を徳川家康に明け渡す発言で東軍の結束力を強めた功で土佐を与えられて土佐藩を立てた山内一豊が1601年、本格的に築城を開始し、2代目藩主の忠義の代の1611年に完成する。この頃「高智山城」と改名され、のち「高知」となる。1727年に焼失後、再建。天守を含む当時の本丸が廃城令や第2次大戦の空襲等をも生き延びて「本丸の建造物が完全に残る唯一の城」と言われる。天守と本丸御殿が一体化しているのが特徴。
1950年、天守、本丸御殿、追手門など15棟の建造物が国の重要文化財に指定され、1959年、国の史跡に指定される。
鷹城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR土讃線・とさでん高知駅から
・とさでん(はりまや橋で乗り換え)或いはとさでん交通バスで高知城前下車、徒歩3分。
・徒歩25分。
- 100名城スタンプ
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本丸御殿入口(地図)
- 探訪記の該当部分
- 四国100名城(1)―高知城、岡豊城
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