明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
2015年元旦
という訳で、今年の初日の出は大阪城にて。
初日の出をカメラに収めたらすぐに移動。阪和線で和歌山へ。小学生時代の大部分を過ごした街だが、今回は懐かしの場所ではなく、当時は無かった新名所へ向かった。
和歌山駅でJRから和歌山電鐵貴志川線に乗り換え。
※この電車に乗った訳ではないのだが、この路線を象徴する車体なのでこの写真を選択した。
目当ては終点の貴志駅に――と思っていたのだが、この日はそちらではなく終点手前の伊太祈曽駅となった。
そこで詣でたのが・・・
三毛猫のニタマ駅長。
――ハイ。
前日に続いてまた、本命の前に癒し系詣でです(笑)。
この日の本命は、もう少し東。和歌山から再びJRに乗り換えて、和歌山線でまず橋本へ。そこから南海線とケーブルカーを乗り継いで・・・
今年が開創1200年という、伝統の仏教聖山・高野山へ。
橋本駅で買った高野山バス乗り放題のチケットも駆使して、
そして、高野山のお寺の中でも一番奥にある、その名も奥の院まで歩き、至る所で仏様と弘法大師のスピリットを浴びる。
しかし・・・雪がどんどん勢いを増してきた。
山を下りれば少しは収まるかと思いつつ下山したが、下界でも雪の状況は一向に変わらない。
雪が降り、風が吹きすさぶ中、JR在来線を乗り継いでこの日の最終目的地を目指すが、列車が駅で停車するたびに冷気が車内に入ってくるし、旧式の列車にはすきま風も吹き込んでくる。
気温が低下する中、携帯電話(スマートフォン)のバッテリーの目減りが早くなってきた。乾電池があれば充電できるのでどこかで買いたかったのだが、橋本駅から先、KIOSKも軒並み正月休みだし、駅の近くにコンビニの1つも無い。
「不便だな」と初めのうちは思っていたが、そうではない。365日24時間営業のコンビニが数百メートルおきにある都会の方が普通ではないのだ。
ローカル線の旅を久しくやらないうちに、私もいつしか「都会ボケ」をしていたようだ。
この日の最終目的地である奈良に到着。ようやく駅の外にコンビニを見つけて携帯を充電することができた。
宿は高天ゲストハウス。これもまた久々となるドミトリーだ。
ローカル線にゲストハウス――今年の私のテーマの1つに「原点に返る」ということが挙げられるかもしれない。