ペナン-1 ~バトゥ・フェリンギのビーチ
2007年9月29日
フェリーから見えたジョージタウン
クアラルンプール発のマレー鉄道は予定より1時間遅れの6時50分、バタワースに到着した。
駅から船着場へ移動すると、もう対岸に次の目的地である街が見えてくる。マレーシア随一の海のリゾート地・ペナン島だ
フェリーでペナン島へ。ジョージタウンに到着した後、バスでバトゥ・フェリンギへ。ペナンでも一番人気のビーチが広がる場所である。
ただし、海はそれほど綺麗ではない。いや、ぶっちゃけ"汚い"と言ってしまっていいかもしれない。海水は波打ち際まで濁っていて底が見えないほどだ。
中国海南省・三亜のビーチを見て衝動的に海水パンツを買って海に飛び込んでしまった経験のある私だが、さすがにこの海でそんな衝動はわき起こってこない。
よく見ると、海で泳いでいる人はほとんどいない。
バトゥ・フェリンギのビーチ
かなり涼しくなっていたからというのもあるのだろう。このビーチはむしろ、パラセイリングや水上バイクなど、マリンスポーツを目当てに来ている人が多いようである。
天気は生憎の曇り ―― いや、海の向こうで稲光すら見える。
などと不満を感じながらも、海辺を歩いてみる。
海に一歩足を踏み入れ、手で水をすくおうと上半身を傾けた時…
事件が起きた。
うっかりデイバッグのふたを閉め忘れていて、携帯電話などがこぼれ落ちてしまった。
ポチャ
携帯電話、水没…。
海の中に落ちた物を拾い集めていると、今度は手首にぶら提げていたデジタルカメラまで気がつかないうちに海水に浸かってしまっていた。
カメラ、水没…。
中国・長沙での故障、インドの列車内での盗難に続いて実に3度目のカメラ事故である。特に今回は、インドでの盗難事件による再購入から僅かに13日目で、泣くに泣けない。
すぐさまバスでジョージタウンに戻ってカメラを買うことにする。
ジョージタウンに着く頃には大雨だった。幾ら気温が低くなっているとはいえ、ここは熱帯の地だ。スコールはつき物である。
バスが停まったところにちょうどカメラ屋があり、そこに飛び込んで今回の旅4台目のカメラを買い求めた。
雨も収まった夕方、再度バトゥ・フェリンギのビーチに出てみる。
水は相変わらず汚い。それでも砂浜に立って、生命の源であり、世界を繋げている海の水を足元に感じていると、なぜか心が洗われるような、落ち着いた気分になってくる。
バトゥ・フェリンギの屋台村
ペナン名物ラクサ
夕食時、どこか安く食べられる所はないかと歩き回ってみた。リゾート地であるせいか、レストランはどこも割高感があるのである。
貧乏旅行者にとってありがたいのが、バトゥ・フェリンギ入り口近くの屋台村だ。この時いただいたのはペナン式麺・ラクサで、4RM(約130円)だった。
コヴァーラム・ビーチはいいですよ~♪
リゾートって感じでさっそく昨日泳ぎました!
よ~じさん、毎度です。
2日目の午前は晴れてて海水浴日和だったのですが、やはりあの海では…。
次のリゾート地に期待、といところですかね。