バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

満洲(2006年)

通化・1 ~観光地への拠点

2006年10月2日

午前5時すぎ。目が覚めると車窓の外が明るくなっていた。間もなく終着駅である。
6時前、列車は通化の駅に到着した。
通化は、吉林省南部の、北朝鮮国境に程近い場所に位置する街である。通化の市区には取り立てて見るべきものも無いが、その周辺に歴史・自然の名所を少なからず擁している。それ故、それらの街や景勝地に向かう拠点となる地点となる。
まず、この日の夜に出発する列車の切符を手に入れる。それから、その列車の目的地よりも近い街へ向かうことにする。
バスターミナルは駅から少し離れた所にあるのだが、駅前には周辺の街へ向かう乗り合いタクシーが群れをなして客を待っている。バスよりも高くつくが、早く到着することができる。この時はまだバスターミナルの場所が分からなかったこともあって、私は迷わずこの乗り合いタクシーを利用することにした。
整備された道を1時間半。車が街に差し掛かった。間もなく中心部に到着か、と思ったが、私は運転手に「ここで降ろしてくれ」と頼んだ。
ある物が目に入ったのである。
車を降りた私は、その“ある物”に向かって足を動かした。

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