飯盛城
いいもりじょう
続日本100名城 No.160
- 場所
- 大阪府四條畷市南野、大阪府大東市北條(地図)
- 築城時期
- 戦国時代(16世紀前半)
- 築城主
- 木沢長政
- 主な城主
- 木沢長政、安見宗房、三好長慶、三好義継
- 分類
- 山城
- 遺構
- 石垣、竪堀、畝状竪堀群、堀切、井戸跡
- 概要
-
大阪の生駒山脈の北西部・飯盛山山頂に築かれた山城。
鎌倉幕府滅亡後の南北朝時代、南北朝両軍が四条畷で衝突し、楠木正成の子・楠木正行ら南朝方が戦死した四條畷の戦いがあり、飯盛山山頂にも南朝方の拠点が置かれたという。現在、山頂には正行の銅像が立てられている。
戦国時代に入り、河内を勢力下に置いた守護大名・畠山義堯が16世紀前半に家臣の木沢長政に命じて飯盛山に城郭を築かせる。1531~32年の飯盛城の戦いで木沢長政が三好長慶に討ち取られた後、畠山氏家臣の安見宗房が城主となるが、1560年、三好長慶軍により落城すると、長慶は芥川山城から飯盛城に移って居城とする。長慶の死後、1576年、織田信長に攻め落とされ、廃城となる。
2021年、国の史跡に指定される。
飯盛山城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR学研都市線四条畷駅(コインロッカーあり)から四條畷神社登山口まで徒歩15分、登山口から山頂城跡まで山道を徒歩40分。
JR学研都市線野崎駅(コインロッカーなし)から野崎観音登山口まで徒歩10分、登山口から山頂城跡まで山道を徒歩60分。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 関西100名城巡り―飯盛城、大阪城
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