高松城
たかまつじょう
日本100名城 No.77
- 場所
- 香川県高松市玉藻町(地図)
- 築城時期
- 安土桃山時代(1590年)
- 築城主
- 生駒親正
- 主な城主
- 生駒氏、松平氏
- 分類
- 輪郭式平城
- 遺構
- 櫓、門、渡櫓、石垣、堀
- 概要
- 豊臣秀吉の四国制圧の後、1587年に讃岐国に封ぜられた生駒親正が、引田城、聖通寺城に居した後、1588~90年にかけて藻浦の港町に築いた城。瀬戸内海の海水を堀に引き込んだ海城で、愛媛県の今治城や大分県の中津城と並び「日本三大海城」と呼ばれる。1639年に「生駒騒動」で生駒氏が出羽の国(秋田県)に転封になった後は徳川頼房の子の松平頼重が入封し、以後松平氏が城主を務める。1669年、3層5階の天守が築かれ、1671年、大改修が行われる。1869年、 版籍奉還に伴い廃城となり、のち天守も破却される。
1947年、旧国宝保存法により、現存する北の丸月見櫓、北の丸水手御門、北の丸渡櫓、東の丸艮櫓の4棟が当時の国宝(現行法の重要文化財に相当)に指定。1950年、北の丸月見櫓、北の丸水手御門、北の丸渡櫓、東の丸艮櫓が重要文化財に指定される。1955年、国の史跡に指定され、高松市立玉藻公園として一般公開される。
玉藻城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR予讃線 高松駅から徒歩5分。
琴電 高松築港駅から徒歩1分。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 四国100名城(2)―浦戸城、丸亀城、高松城
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