徳島城
とくしまじょう
日本100名城 No.76
- 場所
- 徳島県徳島市徳島町城内(地図)
- 築城時期
- 安土桃山時代(1585年)
- 築城主
- 蜂須賀家政
- 主な城主
- 蜂須賀氏
- 分類
- 梯郭式平山城
- 遺構
- 石垣、堀、庭園
- 概要
-
吉野川河口付近の、新野川と助任川に囲まれた中洲に築かれた、標高61mの城山上の山城と城山の周囲の平城からなる、連郭式の平山城。元は阿波の国の支配者であった三好氏の拠点で、三好長慶が城主としてその地位を築くが、戦国時代に入ると阿波の国は群雄が割拠し、1582年、土佐の長宗我部元親により平定されるが、1585年の豊臣秀吉による四国平定後は蜂須賀家政が阿波の国を賜る。入封当初は一宮城に入城したが、入封早々に徳島城の建造を開始して1586年に完成させる。以後、江戸時代を通して徳島藩蜂須賀氏25万7千石の居城となる。
明治の廃城令で廃城となり、鷲之門を除く城内のすべての建築物が撤去され、石垣と堀、庭園、鷲之門のみが残る。1906年、城跡の大半が徳島公園(現 徳島中央公園)とされる。1941年、表御殿庭園が国の名勝に指定される。1945年、徳島大空襲により、唯一現存していた鷲之門を含む殆どの建物が焼失。鷲之門は1989年に復元される。
渭山城、渭津城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR徳島駅から徒歩15分。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 四国100名城(4)―徳島城、勝瑞城
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