松前城
まつまえじょう
日本100名城 No.3
- 場所
- 北海道函館市松前城町(地図)
- 築城時期
- 江戸時代末期(1855年)
- 築城主
- 松前崇広
- 主な城主
- 松前氏
- 分類
- 平山城
- 遺構
- 本丸御門、御殿玄関、石垣、土塁、堀
- 概要
-
江戸時代末期、北方の海防強化を迫られた江戸幕府が松前藩に命じて北海道・渡島半島の沿岸の高台に築かせた城。松前氏の居城であった福山館を拡張する形で築城され、1855年に完成。正式名称は「福山城」だが、備後の福山城と区別するため「松前城」の通称で呼ばれる。日本で最後の日本式城郭であり、北海道で唯一の日本式城郭でもある。
明治に入り、戊辰戦争が勃発すると箱館の五稜郭を占領した旧幕府軍が1868年、土方歳三の指揮の下、松前城を攻め落とすが、翌1869年、新政府軍は松前城を奪還する。その後、天守などを除く城の大半が取り壊されたが、天守は(旧)国宝(現行法の重要文化財に相当)に指定された。1949年、火災で天守は全焼。焼失を免れた本丸御門は1950年、重要文化財に指定された。1961年、鉄筋コンクリートによる復元天守が建てられる。
- 公共交通機関による
アクセス - JR北海道新幹線・いさりび鉄道木古内駅から函館バスで1時間半、松城下車、徒歩7分。
- 100名城スタンプ
-
松前城資料館(復興天守)施設内(地図)
- 探訪記の該当部分
- 東北・西北海道100名城(7)―松前城
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