今年のゴールデンウィーク(GW)の目的地は…
青森。
自分にとっての未到達県を1つ塗りつぶそうという思いと、震災の傷跡まだ癒えぬ東北に元気を、という思いから、昨年の福島に続いての東北訪問となった。
前日の夜に仕事を終えた後、飛行機で夜9時半に青森入り。一夜明けてこの日、本格的な東北巡りの開始となった。
朝の散歩がてら、
青森港近くの海辺をぶらり。ここから見える海は陸奥湾だ。
暫く歩いていると、白と黄色の船体の八甲田丸に近づいた。列車すらその胎内に収めて津軽海峡を往復したかつての青函連絡船だが、青函トンネルの開通でその役目を終え、今はメモリアルシップとしてその船内が公開されている。
当時の情景を伝える模型(1)
当時の情景を伝える模型(2)
操舵室でちょっとクルー気分
デッキからの風景
船の底には、何台もの鉄道車両
船の心臓部である機関部分
いや、貴重なものを見せてもらった。青函連絡船の歴史や船の仕組みなど、いい“学び”となった。
それにしても、外目からは気づきにくかったが、列車の車両を幾つも収納できるくらい大きかったんだ。
八甲田丸の近くには、青森名産のリンゴ関連商品などを売っているA-FACTORYや、ねぶたの家 ワ・ラッセもある。
A-FACTORY
ねぶたの家 ワ・ラッセ
ワ・ラッセはその名の通り、青森名物のねぶた祭りの博物館になっていて、照明を落とした管内には勇壮なねぶたが幾つも幻想的に浮かび上がっていた。
これが祭りの日には夜の青森の街を練り歩くと思うと、またテンションが上がる。
このあたりを回っているうちに、いい時間になった。私は、これらの施設と隣接する青森駅に向かい、次の目的地へ向かう列車に乗り込んだ。