ここのところ、右肩の調子がおかしい。
2週間前のチベット学習会終了後、椅子や机の片づけを手伝っていた際に椅子を持ち上げようとしたら痛みが走った。通勤列車でも、つり革を掴もうと手を上げようとしたら途中でズキリと痛む。
安静にしていれば治るさ、と思っていたが痛みはひどくなることはないものの一向に引かず、ついに医者のお世話になることに。
家の近くで整形外科がないかと調べてみたら、東京ヴェルディ、FC東京のチームドクターを歴任しているという素晴らしい先生が最寄り駅の近くで開業していることを知り、この日午前駆け込んだ。
先生は問診の後、私の右腕を前後左右に動かす。
「あ、そこで痛みます」
「その動きなら大丈夫です」
「寝ている時は何ともありません。快眠できています」
そんなやりとりをして、先生が出した診断は・・・
「軽い五十肩(肩関節周囲炎)ですね」
五十肩・・・
私が予想していた診断は「四十肩」だった。「四十肩」なら年齢通りなので「あ、そうですか」でよかったのだが・・・
「五十肩」という言われ方をしてしまうと一気に年をとったような響きになって、気分が少しブルーになってしまった。
てか、「五十肩」って言い方もするって初めて知った。
レントゲンも撮ってもらった結果、骨には異常が無く、晴れて?五十肩ということで決まり。
薬を処方してもらったほか、アドバイスを受けた。
「動かさないと肩が固まってしまうので、動かしてください」
と、肩ストレッチの要領を教えてもらう。
意外――痛いからといって安静にしていればいいというものではないのだ。
五十肩は治るのに数カ月、早ければ1カ月ほどで完治するようである。
仕事はパソコンに向かうことなので全く支障は無いが、10kg以上あるバックパックを再び担げるようになるか、ということはバックパッカーにとっては死活問題である。