以前、このブログで紹介した、無実の罪で中共当局に31年もの間拘束され、拷問され続けてきた不屈のチベット僧パルデン・ギャツォ氏の「雪の下の炎」。
一度は絶版になりながら今年復活(復刊)し、私も微力ながらこのサイトで宣伝活動などさせていただきましたが・・・。
本日、復刊を実現させてくれた「復刊ドットコム」様からこんなメールが届きました。
=============== 復刊ドットコムで171票ものリクエスト投票を集め、先ごろ復刊が実現 した『雪の下の炎』。好評により早くも重版決定です! http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68310729&tr=s 本書『雪の下の炎』は、28歳の時に身に覚えのない容疑で中国政府に逮 捕されて以来、実に33年もの長きに渡り、過酷な投獄生活を強いられた チベット僧パルデン・ギャツオによる、偽らざる真実の記録です。 復刊後の反響も著しい本書ですが、本書をもとに昨年制作されたドキュメ ンタリー映画『雪の下の炎』(監督:楽真琴)が、この度待望の国内公開 決定! 4月11日(土)渋谷アップリンクを皮切りに、全国で順次公開 される予定です。 ===============
重版!!
一度は絶版になった本が復刊から2か月(復刊ドットコムで予約した方への発送から数えて)で、重版を達成するとは・・・。
復刊ドットコムで予約した当初、私はいち購買者に過ぎませんでしたが、読んで以降は「ノーモア・絶版」を目標に、アマゾンのレビューで一番乗りするなど、気持ちはすっかり普及させる側。
同書を買っていただいた皆様には、感謝の言葉を述べたいぐらいです。
同書が最初に出版されたのは1998年。しかし、当時は今ほどチベット問題が注目されていなかったことが絶版という残念な結果に繋がってしまったのでしょう。
しかし今回は、昨年3月のチベット蜂起でにわかにチベット問題が注目を浴び、もはや同問題は日本人にとってマニアックな海の向こうでの出来事ではなくなりました。こうした時の背景が、一度は絶版になった同書を重版にまで後押ししてくれたと言えそうです。
しかし、やはり一番の要因は同書の内容の素晴らしさであると確信しています。
ただ、同書が売れた理由には、「復刊」「準新刊」という話題性があったことも間違いないでしょう。
今後、この流れを一過性のものとせず、ロングランにさせるためにも、当サイトでは引き続き、同書を推奨していきたく存じます。
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