ダラムサラ(7)~パグスの滝
2011年10月 9日
さて、目標のパグスの滝に近づき、遠目に滝も見えてきた。しかし、その手前のエリアが4年前に訪れた時と何か様子が違う。
恐ろしいほどに観光地化が進められていたのだ。以前には無かったホテル、レストラン、土産屋がずらりと軒を並べるようになっていた。
滝の手前にあるヒンドゥー寺院が観光スポットになってダラムサラに来るインド人観光客が増えた、とは聞いていた。しかし、ここまで様子が一変していたとは・・・
そのヒンドゥー寺院の前にあるプールも、4年前に見た時には“沐浴場”のイメージが強かったのだが、今目の前にある同じ場所は、完全に“遊泳場”と化していた。
さて、パグスの滝がいよいよ近づいてきた。緑の森の下に、細いながらも谷が形成されていて、心地のよい自然の景観が目の前に広がる。
以前と比べて遊歩道もしっかりと整備されている。とはいえ、滝の手前ではほんの少しばかり岩をよじ登る必要があった。
手前の方ではあれだけヒンドゥー色が強かったのに、滝の上にはしっかりとチベット仏教のタルチョ(五色の祈祷旗)が張られている。仏教とヒンドゥー教のちょっとした共存ということができるかもしれない。
水しぶきがかからない程度まで滝壺に近づいてみた。この日は陽射しが強いだけに、高い所から水が落ちてくる清涼感が心地よい。
しかし――その落ちてくる水に騒いだのは、自然を楽しむ心よりも写真マニア魂だった。シャッタースピードを思い切り速くして、次に思い切り遅くして撮り分けてみる。
こんな感じで。
(左:シャッタースピード1/4000秒、右:同1/15秒)
コメントする
miyoshiさん、コメントありがとうございます。
確かに、この日のパグスの滝は水量が多く実に豪快でした。前に行った時にはここまで近くに寄らなかったので、今回のその印象は尚更でした。
こんにちは、私もここに3月ごろに行ったのですが、もっと水量が少なかったです。やっぱり夏の方が滝が豪快でよさそうですね。