ラダック、北インド(2011年)
~チベットの文化と風情を求めて~
2011年9月9日-10月23日
- インドビザ申請
- インドビザ受領
- レー行き航空券確保
- ラダックの天気は・・・
- カメラ機材
- 間もなく出発
- 香港着
- 香港の朝
- 香港巡り~銅鑼湾、スタンレー、香港仔、スターフェリー
- 香港発――大騒動の末
- インドへ――取りあえずはデリー着
- いざ ラダックへ
- ラダック・フェスティバル(1)
- 【訂正】ラダックの天気は・・・
- レー外食事情
- ラダック・フェスティバル(2)
- ラダック・フェスティバル(3) & レー王宮
- レーのインターネット事情
- レーのゴンパ巡り
- ラダック・フェスティバル(4)――のはずが・・・
- バター茶
- レーのバスターミナル
- ティクセ
- ニャルマ
- シェイ
- 雨
- ストクの農村生活
- ストクの朝
- チョグラムサル
- 乗り合いタクシー
- 停電&レーの星空
- シャンティ・ストゥーパ20周年式典
- スピトク・ゴンパ
- レーという街
- 「刀は幾ら?」
- レーの電気・水事情
- 上着購入
- フォート・ロード一帯
- ティクセ・ゴンパ(2度目)
- パンゴン・ツォへの道
- パンゴン・ツォ
- パンゴン・ツォでホームステイ(1)
- パンゴン・ツォでホームステイ(2)
- パンゴン・ツォとの別れ~ヤクとの出会い
- タクトク・ゴンパ
- チェムレ・ゴンパ
- ATISHA GUEST HOUSE
- ラカン・ソマ
- チベット難民マーケット
- レーに見るチベット仏教
- レー → アルチ
- アルチ・ユルコル地区
- トゥジェチェンポ・ゴンパ(アルチ)
- アルチ・チョスコル・ゴンパ
- アルチの人々とゾ
- アルチ~ラマユル ―トラック・ヒッチ
- ラマユル・ゴンパ
- カルギルへ
- ザンスカールへ(1)
- ザンスカールへ(2)
- ザンスカールへ(3)
- シャワー
- 西ラダックのインターネット
- ザンスカールの朝
- カルシャ・ゴンパ
- チューチグザル・ゴンパ
- 売店が無い!
- 竜巻
- パドゥム北部
- ツーリスト・オフィス
- サニ・ゴンパ
- サニ―パドゥム
- ギャワ・リンガ磨崖仏
- パドゥム・ゴンパ一帯
- カルギルへの交通手段決定
- ザンスカール―カルギル(1)
- ザンスカール―カルギル(2)
- カルギル―レー
- Ti Sei Guesthouse
- ヘミス・ゴンパ、チェムレ・ゴンパ(2度目)
- チベット料理写真集
- マト・ゴンパと農村風景
- スタクナ・ゴンパ
- ついにラダック出発へ
- レー―マナーリー(1)
- レー―マナーリー(2)
- マナーリー(1)
- マナーリー(2)
- マナーリー(3)
- 25日ぶりの美酒
- マナーリー―ダラムサラ
- ダラムサラ(1)~マクロードガンジの電飾
- ダラムサラ(2)~ダラムサラの“空気”
- ダラムサラ(3)~コルラ道
- ダラムサラ(4)~問答
- ダラムサラ(5)~コスプレ?
- ダラムサラ(6)~タンカを描く人
- ダラムサラ(7)~パグスの滝
- ダラムサラ(8)~祈り
- ダラムサラ(9)~日本人長期滞在者
- ダラムサラ(10)~タンカを描く人-2
- ダラムサラ(11)~不殺生
- ダラムサラ(12)~新しい靴
- ダラムサラ(13)~ダラムサラのゴンパ
- ダラムサラ(14)~チベット子供村(TCV)
- ダラムサラ(15)~マクロードガンジを一望
- ダラムサラ(16)~チベット亡命政府、図書館
- ダラムサラ(17)~ノルブリンカ
- ダラムサラ(18)~ルンタ・プロジェクトの写真展示
- ダラムサラ(19)~モモカフェでツァンパ粥
- ダラムサラ(20)~マクロードガンジ中心部の寺院
- ダラムサラ(21)~デモ行進
- タンカのその後
- ダラムサラ最後の日
- ダラムサラ―デリー
- デリー(1)~デリー巡り
- デリー(2)~帰国日確定
- バラナシ(1)~ガンガー、ガート
- バラナシ(2)~火葬ガート
- バラナシ(3)~プージャー
- バラナシ(4)~朝のガンガー
- ブッダ入滅の地・クシナガル
- クシナガル~ゴラクプル~デリー
- ニューデリー駅とメインバザール
- インドのマクドナルド
- 旅の締めくくり~ガンディー詣で
- デリー・空港メトロ
- 帰国~“日常”から“日常”へ
- ラダックの牛、インドの牛
- 【纏め記事】ラダックで出会った動物たち
- 【纏め記事】ラダックの自然
どうも仕事運が悪く、2008年に帰国して就職した企業が3年後に経営悪化。再び離職することになってしまった。
しかし――離職は長旅のチャンスでもある。
実は、前回のチベット訪問で中国共産党に侵されていくチベットを目の当たりにして、どうしてもじっくりと訪れたい場所があったのだ。
それが、ラダックである。
長い歴史の中でチベットと共通の文化を保持しながら本土とは独自の道を歩み、現在ではインドの一部となっているエリアだ。本土がチベットを中国のものにしてしまいたい中国共産党の侵略・支配の中でチベットらしさを失っていく一方で、チベット文化を破壊しようという意図のないインドにあるラダックの方がより色濃くチベットの文化と風情を保ち続けているともいわれている。
前回のチベット訪問でチベット文化に魅せられつつもチベットの風情が失われつつある風景に歯ぎしりをした私にとって、チベット文化が従来の姿を留めているラダックはユートピアにも等しい場所である。
10月初めには道が閉ざされてしまうため、このタイミングで行ってしまうと滞在期間が限られれしまうが、それでも1か月近くはゆっくりとするこができる。
ちょっと社会人をお休みして、都会の喧騒をしばし忘れスローな生活を過ごしてくることにした。
<当時のレート>
・1インド・ルピー[Rs]≒1.6円
・1香港ドル≒10円