知覧城
ちらんじょう
続日本100名城 No.198
- 場所
- 鹿児島県南九州市知覧町永里(地図)
- 築城時期
- 平安時代末(12世紀末?)
- 築城主
- 知覧忠信
- 主な城主
- 佐多氏
- 分類
- 山城
- 遺構
- 曲輪、空堀
- 概要
-
平安時代末にこの地の郡司・知覧忠信が城を構えたのが始まりとされる。室町時代、足利尊氏の下文により島津忠宗の三男・佐多忠光が領主となり、伊集院氏の配下となった一時期を除き佐多氏が代々治める。標高170mのシラス台地上に築かれた広大な山城で、切り立ったシラス崖や空堀で本丸、倉ノ城(くらんじょう)、今城(いまんじょう)、弓場城(ゆんばじょう)の曲輪に分けられていた。11代当主・佐多久達の時に火災で焼失し、江戸時代初期の一国一城令発令前に実質上廃城となる。以後建築物は再建されていない。
1993年、国の史跡に指定される。
- 公共交通機関による
アクセス - JR鹿児島中央駅から鹿児島交通知覧行きバスで、もしくはJR指宿枕崎線指宿駅・前之浜駅・喜入駅から鹿児島交通武家屋敷入口行きバスで
・武家屋敷入口下車、徒歩30分。
・中郡下車、徒歩20分。
・特攻観音入口下車、徒歩30分。
- 100名城スタンプ
-
ミュージアム知覧(地図)
- 探訪記の該当部分
- 鹿児島・宮崎100名城(1)―知覧城、鹿児島城
コメント(0)
コメントする