小倉城
こくらじょう
続日本100名城 No.181
- 場所
- 福岡県北九州市小倉北区城内(地図)
- 築城時期
- 戦国時代(1569年)
- 築城主
- 毛利勝信
- 主な城主
- 細川氏、小笠原氏
- 分類
- 輪郭式平城(海城)
- 遺構
- 石垣、堀、総構
- 概要
-
1569年、響灘に注ぐ紫川の河口に中国地方の毛利氏が築いた海城(埋め立てにより現在では内陸に後退)に始まり、高橋鑑種や毛利勝信が居城した。関ヶ原の戦いで西軍についた毛利氏に代わり封ぜられた細川忠興が1602年から7年かけて改築。唐造の天守を建設。最上階が下の階からせり出していること、最上層の入母屋破風以外に破風が無いことが特徴だった。1632年の細川氏の熊本転は小笠原氏が居城。1837年、天守が失火で焼失。1866年、第2次長州征討で長州藩の攻勢を受けた小倉藩により残る城郭も焼却された。明治時代からは陸軍の司令部が置かれた。
1959年、天守閣が再建。しかし見栄えを重視する地元商工会の要望で本来無かった破風が設けられるなどしたため、現在の天守は往時のものとは異なる姿となっている。
勝山城、指月城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR小倉駅から徒歩15分
JR西小倉駅から徒歩10分
- 100名城スタンプ
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しろテラス(地図)
- 探訪記の該当部分
- 九州北部100名城巡り(1)―小倉城 ほか北九州市
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