勝瑞城
しょうずいじょう
続日本100名城 No.175
- 場所
- 徳島県板野郡藍住町勝瑞(地図)
- 築城時期
- 鎌倉時代初期
- 築城主
- 小笠原長清
- 主な城主
- 細川氏、三好氏
- 分類
- 平城、複郭式館城
- 遺構
- 土塁、水堀、土橋
- 概要
-
旧吉野川南岸の自然堤防上に築かれた三好氏の平城及び居館。初めて築城された年代については承久の乱(1221年)の後、阿波守護になった小笠原長清が守護所を設置したという説がある。室町時代後半、阿波守護細川氏は、はじめ阿波市秋月に守護所を置いた後、勝瑞に移設。戦国期に阿波の実権を握った三好氏も勝瑞を本拠とした。以降、勝瑞は阿波の政治・経済・文化の中心地として栄えるが、1582年に土佐の長宗我部勢に破れ落城して以降、衰退する。
城跡は三好氏の菩提寺である見性寺の境内にあり、周囲に水濠が巡らされ、一部土塁が現存する。その南西に勝瑞城館跡があり、現在も調査が進められている。
阿波屋形、下屋形、勝瑞屋形、勝瑞城館の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR鳴門線・高徳線 勝瑞駅から徒歩10分。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 四国100名城(4)―徳島城、勝瑞城
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