岸和田城
きしわだじょう
続日本100名城 No.161
- 場所
- 大阪府岸和田市岸城町(地図)
- 築城時期
- 室町時代(1334年頃)
- 築城主
- 和田高家
- 主な城主
- 小出氏、岡部氏、三好氏
- 分類
- 輪郭式平城
- 遺構
- 石垣、堀
- 概要
-
南朝方の武将・楠木正成の部下である和田高家が「岸」に城を築いたのが「岸和田」の始まりとされる。15世紀後半に現在の場所から約500m南東に山城が築城され(岸和田古城)、のち現在の場所に移築される。1585年、羽柴秀吉の紀州根来寺討滅の後、秀吉の伯父・小出秀政が城主になり、本丸を五層の天守に改修する。江戸時代に入り、松平氏を経て岡部家が入城し、岡部宜勝は更に城を大改築し近世城郭を築き上げる。岡部家が13代続いた後、明治に入り1871年に廃城とされ、まもなく破却される。
1943年、大阪府の史跡に指定される。1953年、「八陣の庭」が設けられる。1954年に連結式望楼型3重の復興天守が、1969年には多門櫓・隅櫓、櫓門が再建される。
岸ノ和田城、滕城、蟄亀利城、千亀利城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - 南海本線岸和田駅から徒歩15分。
南海本線蛸地蔵駅から徒歩8分。
- 100名城スタンプ
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岸和田城天守閣受付(地図)
- 探訪記の該当部分
- 関西中部100名城(5)―岸和田城、和歌山城
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