八幡山城
はちまんやまじょう
続日本100名城 No.157
- 場所
- 滋賀県近江八幡市宮内町(地図)
- 築城時期
- 安土桃山時代(1585年)
- 築城主
- 豊臣秀吉、豊臣秀次
- 主な城主
- 豊臣秀次、京極高次
- 分類
- 連郭式山城(比高180m)
- 遺構
- 曲輪、石垣、空堀、犬走り、居館、
- 概要
- 織田信長の死後、羽柴秀吉が力を得る中で、秀吉の甥・羽柴秀次が近江八幡を与えられ、琵琶湖畔の鶴翼山(八幡山)の上に築いた居城。当時、焼失した織田信長の居城・安土城の再興が検討されていたが、安土の城下町は安土城に隣接する地に築かれた八幡山城の城下に移された。秀次は1585年に入城するものの山の上の本丸よりも麓の居館が城の中心となった。1590年、秀次が尾張国清洲城へ移封となり、京極高次が領主となるが、1595年、後継者争いに敗れた秀次が切腹させられた後、聚楽第の破却と同時期に廃城となった。
現在、本丸の石垣は残っているが建築物は残っておらず、本丸の上には秀次の母(豊臣秀吉の姉)の日秀尼が秀次の菩提のために開いた村雲門跡瑞龍寺が1963年に京都から移築された。
八幡城、近江八幡城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR東海道線近江八幡駅から近江鉄道バスで八幡堀八幡山ロープウェー口下車後、徒歩5分で近江鉄道八幡山ロープウェー公園前駅へ、ロープウェーで山上駅下車。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 琵琶湖周辺100名城(1)―鎌刃城、八幡山城
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