赤木城
あかぎじょう
続日本100名城 No.155
- 場所
- 三重県熊野市紀和町赤木(地図)
- 築城時期
- 安土桃山時代(1589年頃)
- 築城主
- 藤堂高虎
- 主な城主
- 藤堂高虎
- 分類
- 平山城
- 遺構
- 郭、石垣、堀切、土塁
- 概要
-
安土桃山時代、豊臣秀吉による紀州攻めの後、熊野地方の木材の確保と、奥熊野の地侍が蜂起した「北山一揆」への対応のため、当時の紀伊国主・豊臣秀長の家臣だった築城の名手・藤堂高虎が築いた初めての城。現在城山と呼ばれる山の尾根沿いに郭が設けられた。大坂冬の陣の際に再び北山一揆が起きた際にも高虎がここを拠点に一揆を鎮圧し、関与した者たちを粛清している。その直後の一国一城令で廃城になるが、主郭や東西南北の郭の跡、石垣などが残る。
1989年、国の史跡に指定される。
- 公共交通機関による
アクセス -
JR紀勢本線 阿田和駅から徒歩3分の町民サービスセンターバス停から瀞流荘紀南病院線バス(1日2本)で大谷橋バス停下車、徒歩15分。
JR紀勢本線 熊野市駅から熊野古道瀞流荘線バス(1日4本)、阿田和駅から徒歩3分の町民サービスセンターバス停から瀞流荘紀南病院線バスで道の駅熊野・板屋九郎兵衛の里(続100名城スタンプ設置場所)バス停下車、徒歩またはレンタサイクルで6km。
- 100名城スタンプ
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道の駅熊野・板屋九郎兵衛の里(地図)
- 探訪記の該当部分
- 南紀続100名城(2)―赤木城ほか
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