多気北畠氏城館
たげきたばたけしじょうかん
続日本100名城 No.153
- 場所
- 三重県津市美杉町上多気(地図)
- 築城時期
- 南北朝時代
- 築城主
- 北畠顕能
- 主な城主
- 北畠氏
- 分類
- 平城、山城(比高240m)
- 遺構
- 堀切、土塁、郭、庭園、石垣
- 概要
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南北朝時代、南朝方だった伊勢国司の北畠顕能(田丸城を築いた北畠親房の三男)によって築かれた居館(多気御所)。西背後の霧山の上に築かれた詰城・霧山城と併せて「多気城」を構成する。跡地の北畠神社には国の名勝に指定されている庭園や「中世館跡として日本最古の石垣」(発掘調査の後埋め戻されている)などが残る。詰城を経て山の上の霧山城に至ると、鐘撞堂、矢倉跡、本郭などの曲輪を見ることができる。
2006年、庭園・霧山城とを合わせ「多気北畠氏城館跡」として国史跡に指定される。
- 公共交通機関による
アクセス - JR名松線伊勢奥津駅から津市コミュニティバス(平日とGW・10月・11月の土日祝のみ)で北畠神社前下車、北畠氏館跡庭園まで徒歩すぐ、霧山城本丸まで山道を徒歩1時間程。
伊勢奥津駅隣接の観光案内交流施設 ひだまりでレンタサイクル(電動アシスト自転車)利用可。
- 100名城スタンプ
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北畠神社社務所(地図)
- 探訪記の該当部分
- 三重100名城・2024年―多気北畠氏城館、田丸城
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