浜松城
はままつじょう
続日本100名城 No.148
- 場所
- 静岡県浜松市中区元城町(地図)
- 築城時期
- 戦国時代(15世紀頃)
- 築城主
- 不明
- 主な城主
- 飯尾氏、松平氏、堀尾氏、井上氏、水野氏等
- 分類
- 梯郭式平山城
- 遺構
- 石垣、曲輪
天守は模擬天守
- 概要
-
三方原台地の斜面に造られた平山城。15世紀頃に築城された、今川勢の飯尾氏などを城主とする曳馬城が前身。のち徳川軍に攻め落とされ、1570年に徳川家康が入城し、浜松城と改称。城郭の拡張・改修と城下町の形成が進む。家康が武田軍に大敗を喫した三方ヶ原の戦い(1573年)の拠点となった。家康は1586年、浜松から駿府に本拠を移す。堀尾氏の時代(16世紀末)に天守が建てられたとされるが、江戸時代初期には姿を消し、以後も再建はされなかった。関ヶ原の戦い以後は数々の譜代大名の居城となり、改修が進められる。幕府の要職に就いた者も多いことから「出世城」と呼ばれる。
明治の廃城令により廃城となるが、天守曲輪と本丸の一部は開発を免れ、1950年、浜松城公園が開設される。1958年に模擬天守が建設され、2014年に天守門と土塀が復元される。
曳馬城、出世城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR浜松駅からバスで市役所前・市役所南・美術館・浜松城公園入口下車。JR浜松駅から徒歩20分。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 高天神城、掛川城、浜松城
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