高天神城
たかてんじんじょう
続日本100名城 No.147
- 場所
- 静岡県掛川市上土方・下土方(地図)
- 築城時期
- 戦国時代(16世紀初頭)
- 築城主
- 不明
- 主な城主
- 福嶋氏、小笠原氏、岡部氏
- 分類
- 連郭式山城
- 遺構
- 土塁、曲輪
- 概要
-
掛川市南部の土方地区に位置する山城。築城時期は不明。石垣はなく土塁で構築されている。「高天神を制するものは遠州を制する」といわれた難攻不落の名城。戦国時代、今川氏の支城となり、家臣の福嶋氏、国衆の小笠原氏が城主として居留。1569年に今川氏が滅亡した後、小笠原氏は徳川家の家臣となるが、高天神城は対立するようになった徳川軍と武田軍により争奪戦が繰り広げられる(高天神城の戦い)。1581年、今川氏の旧臣である武田方の城主・岡部元信が徳川軍に破れて討ち死にして落城した後、廃城となる。
1975年、国の史跡に指定される。 建物は残っていないが、土塁が残り、曲輪の構造も見て取ることができる。三の丸に建物の跡があるが、これは1930年代に建てられた模擬天守の跡。
鶴舞城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR東海道新幹線・東海道線掛川駅からバス(しずてつジャストライン)で土方下車、徒歩20分。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 高天神城、掛川城、浜松城
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