興国寺城
こうこくじじょう
続日本100名城 No.145
- 場所
- 静岡県沼津市根古屋(地図)
- 築城時期
- 戦国時代(15世紀後期)
- 築城主
- 不明
- 主な城主
- 北条氏、武田氏、松平氏、中村氏、天野氏
- 分類
- 平山城
- 遺構
- 石垣、土塁、空堀、曲輪、天守台
- 概要
-
愛鷹山の尾根に築かれた、11ヘクタールに及ぶ連郭式の平山城。伊勢新九郎盛時(北条早雲)が、今川家の家督争いでの功で富士郡下方12郷を与えられて興国寺城を拠点としたとされ、「北条早雲旗揚げの城」と呼ばれる。その後沼津は戦国大名の今川氏、武田氏、北条氏による争奪戦が繰り広げられ、城主は頻繁に交代した。1601年、天野康景が城主となり興国寺藩が興るが、康景の出奔で改易となり、1607年、廃城となる。
大空堀が有名。天守台と思われる遺構があるが、天守の様相については不明。
1995年、国の史跡に指定。発掘調査・復元工事が進んでいる。
- 公共交通機関による
アクセス - JR沼津駅から富士急シティバス根方線で東根古屋下車。
JR原駅から徒歩40分。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 山中城、興国寺城、駿府城、諏訪原城
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