越前大野城
続日本100名城 No.138
- 場所
- 福井県大野市城町(地図)
- 築城時期
- 安土桃山時代(1580年)
- 築城主
- 金森長近
- 主な城主
- 金森長近、長谷川秀一、青木一矩、織田秀雄、土井氏、小栗氏、松平氏
- 分類
- 平山城
- 遺構
- 石垣、堀
- 概要
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1575年、越前一向一揆を平定した恩賞として織田信長から越前国大野郡の内の3万石を与えられた金森長近が、最初に居城とした戌山城の近くの亀山に築いた平山城。1580年に竣工し、2層3階建ての大天守や2層2階の小天守などが建てられた。その後、青木一矩などの時代を経て織田秀雄(織田信長の孫)が城主を務め、大野宰相と称される。江戸時代に入ると越前松平家が3代続いた後天領となり、その後目まぐるしく城主が替わった後、土井氏で定着する。1775年に城下町で起こった火災で焼失し、1795年には天守を除いて再建されるが 1858年には地震により櫓、石垣が大破。明治維新後に破却される。
1968年、天守が鉄筋コンクリート構造によって推定再建される。
晩秋から春にかけて大野盆地が雲海に包まれ、越前大野城だけが浮かんで見える景色が見られることから、竹田城、備中松山城と並び「天空の城」と呼ばれる。
亀山城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR・ハピラインふくい・えちぜん鉄道・福井鉄道 福井駅から
・JR越美北線(九頭竜線)で越前大野駅下車。
→まちなか循環バスや大野線バスで大野六間下車、徒歩15分。
→徒歩30分。
・大野線バスで大野六間下車、徒歩15分。
・えちぜん鉄道勝山永平寺線で勝山下車。→勝山大野線バスで大野六間下車、徒歩15分。
- 100名城スタンプ
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越前大野城スタンプ1階(地図)
- 探訪記の該当部分
- 石川・福井100名城(3)―越前大野城、一乗谷城
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