新府城
しんぷじょう
続日本100名城 No.127
- 場所
- 山梨県韮崎市中田町中条字城山(地図)
- 築城時期
- 安土桃山時代(1582年)
- 築城主
- 武田勝頼
- 主な城主
- 武田勝頼、徳川氏
- 分類
- 連郭式平山城
- 遺構
- 土塁、堀
- 概要
-
甲府盆地西部の七里岩台地に、長篠の戦いに敗れた武田勝頼が穴山梅雪の進言で建てた城。石垣を用いず、土塁と堀により築城された。1581年、勝頼が躑躅ヶ崎館(武田氏館)からここに居を移すも、翌1582年、織田軍の侵攻から退く際に勝頼によって焼かれた。武田氏滅亡後は、甲斐を巡って徳川勢と北条勢が衝突した天正壬午の乱で徳川勢の本陣となった。江戸時代に入ると甲府城が甲斐の政治的中心地となり、新府城は廃城となる。
1973年、国の史跡となり、その後発掘・史跡整備が進む。本丸跡には武田勝頼の霊社が建てられている。
- 公共交通機関による
アクセス - JR中央本線新府駅から徒歩15分。スタンプ設置場所の韮崎市民俗資料館から徒歩40分。
- 100名城スタンプ
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韮崎市民俗資料館(地図)
- 探訪記の該当部分
- 滝山城、八王子城、新府城、甲府城
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