杉山城
すぎやまじょう
続日本100名城 No.119
- 場所
- 埼玉県比企郡嵐山町杉山(地図)
- 築城時期
- 不明
- 築城主
- 山内上杉氏
- 主な城主
- 山内上杉氏
- 分類
- 山城(比高42m)
- 遺構
- 曲輪、空堀、土塁、井戸
- 概要
-
鎌倉街道を見下ろす丘陵の尾根上に10の郭を配置して築かれた城。郭とそれに伴う堀や土塁のほか井戸跡などの遺構が残る。城主や築城年代についての記録は無く、後北条氏の時代のものと推測されてきたが、21世紀に入ってからの発掘調査により、戦国時代に関東覇権を巡り山内・扇谷両上杉氏と古河公方によって繰り広げられた三つ巴の抗争の中で山内上杉氏によって造られた城である可能性が高いことが判明する。
2008年、既に国の史跡に指定されていた菅谷館跡に、松山城跡・小倉城跡と共に杉山城が追加指定され、「比企城館跡群」の名称で国の史跡に指定される。
初雁城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - 東武東上線武蔵嵐山駅から徒歩40分。同駅にある嵐山町ステーションプラザ嵐なびのレンタサイクルで15分。
- 100名城スタンプ
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嵐山町役場玄関ホール(地図)
- 探訪記の該当部分
- 埼玉100名城巡り(1)―菅谷館、杉山城
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