三春城
みはるじょう
続日本100名城 No.110
- 場所
- 福島県田村郡三春町大町(地図)
- 築城時期
- 戦国時代(16世紀前半)
- 築城主
- 田村義顕
- 主な城主
- 田村氏、松下氏、加藤氏、秋田氏
- 分類
- 山城、平山城
- 遺構
- 曲輪、石垣
- 概要
-
室町中期に田村義顕が丘陵の上に築いた城。豊臣秀吉の奥州仕置によって田村氏が改易されて以降は伊達氏(片倉景綱)、蒲生氏、加藤氏、松下氏が城主となり、松下氏時代に、本丸下段(それまで二の丸)に三階櫓が建てられるなどの改修がされて、山城から近世城郭の平山城となる。江戸時代に入り松下氏が改易された後は秋田氏が幕末まで三春藩主として治めた。明治の戊辰戦争では、三春藩は奥羽越列藩同盟を脱退して官軍に無血降伏し、逆賊の誹りを免れ、城は落城を免れる。廃藩置県によって廃城となり、現在は曲輪跡や石垣が残るのみ。
舞鶴城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR磐越東線三春駅から徒歩30分、ばんとうプラザのレンタサイクルで10分。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 福島100名城(1)―白河小峰城、三春城
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