鶴ヶ岡城
つるがおかじょう
続日本100名城 No.108
- 場所
- 山形県鶴岡市馬場町(地図)
- 築城時期
- 鎌倉時代初期(1238年)
- 築城主
- 大泉氏(武藤氏)
- 主な城主
- 武藤氏、上杉氏(大宝寺義勝、芋川正親、木戸元斎)、最上氏、酒井氏
- 分類
- 輪郭式平城
- 遺構
- 土塁、堀、石垣、藩校(致道館)、庭園
- 概要
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鎌倉時代初期、現在の鶴岡市に封じられた大泉氏が築いた大宝寺城が始まり。大泉氏はのち武藤大宝寺氏を名乗り、室町時代初期~戦国時代にこの地に権勢を振るうが、武藤義氏の死後、庄内地方は上杉氏と最上氏の争奪の地となって1588年、上杉景勝により併呑される。1600年、関ヶ原の戦いで西軍に与した上杉氏は庄内地方を失い、代わって山形城を本城とする最上義光が庄内地方を支配し、拠点として大宝寺城などを整備拡張。大宝寺城は鶴ヶ岡城と改称される。1622年に最上氏が改易となった後、庄内地方には譜代大名の酒井忠勝が入り、忠勝は鶴ヶ岡城を本城と定め、近世城郭へと大改修を行う。土塁を多用し、本丸東北隅と二の丸南西隅に2層2階の隅櫓が建てられた。以後江戸時代は庄内藩の藩庁となる。1871年、廃藩置県により廃城となる。
大宝寺城、大梵寺城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR羽越本線 鶴岡駅から鶴岡市内循環Cコース右回りバスで市役所前下車、徒歩5分。
- 100名城スタンプ
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荘内神社社務所(地図)
- 探訪記の該当部分
- 山形・新潟100名城(2)―山形城、鶴ヶ岡城
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