上之国勝山館
かみのくにかつやまだて
続日本100名城 No.102
- 場所
- 北海道檜山郡上ノ国町勝山(地図)
- 築城時期
- 室町時代中期(1462年頃)
- 築城主
- 蠣崎氏
- 主な城主
- 蠣崎信広、蠣崎光広
- 分類
- 山城
- 遺構
- 曲輪、墳墓群
- 概要
-
15世紀後半、若狭武田氏から出奔してきた、後の松前氏の祖である武田(蠣崎)信広が日本海に面する夷王山の上に築城。蠣崎氏の政治・軍事・交易における本拠となった。信広の子・蠣崎光広が本拠を松前の徳山館(のちの松前城)に移して以降も蠣崎氏の日本海側での政治・軍事・交易の一大拠点として「脇館」転じて「和喜の館」と称される。
1977年、「上之国館跡」のうちの一つ「勝山館跡」として国の史跡に指定され、以降発掘調査が進み、当時の陶磁器・金属器・漆器など10万点以上の遺物が発見された。その中には骨角器など、和人とアイヌ人が混住していた証とみられるものもある。
上之国館、和喜の館の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR北海道新幹線・いさりび鉄道木古内駅から函館バスで1時間15分、大留下車、徒歩35分
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 東北・西北海道100名城(8)―上之国勝山館
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