大洲城
おおすじょう
日本100名城 No.82
- 場所
- 愛媛県大洲市大洲(地図)
- 築城時期
- 鎌倉時代末(1331年)
- 築城主
- 宇都宮豊房
- 主な城主
- 宇都宮氏、藤堂氏、脇坂氏、加藤氏
- 分類
- 梯郭式平山城
- 遺構
- 櫓、石垣、堀
- 概要
-
鎌倉時代末期の守護・宇都宮豊房が地蔵ヶ嶽に築城したのが起源とされる。伊予宇都宮氏は戦国時代にこの地から追われ、のち1585年、豊臣秀吉の四国攻めで小早川隆景が伊予に入封。1595年に藤堂高虎が入城すると近世の城郭として整備され、淡路の洲本から転封された脇坂安治に引き継がれて天守をはじめとする建造物が造営された。脇坂安治の時代に「大津」から現在の「大洲」に改称。1617年以降は加藤氏が大洲藩主として城主となる。
明治に入り、廃城令が発せられるも天守等は維持されるが、天守は1888年に老朽化などにより解体される。台所櫓、高欄櫓、苧綿櫓、三の丸南隅櫓は1957年、重要文化財に指定される。2004年、伝統工法を用いて、往時のように台所櫓・高欄櫓と連結された形で天守が復元される。(天守は宿泊可能)
比志城、地蔵ヶ嶽城、大津城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR予讃線伊予大洲駅からバスで三の丸下車、もしくは徒歩25分。
- 100名城スタンプ
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台所櫓入口(大洲城内入口)(地図)
- 探訪記の該当部分
- 愛媛100名城巡り(2)―河後森城、宇和島城、大洲城
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