福山城
ふくやまじょう
日本100名城 No.71
- 場所
- 広島県福山市丸之内(地図)
- 築城時期
- 江戸時代初期(1622年)
- 築城主
- 水野勝成
- 主な城主
- 水野氏、松平氏、阿部氏
- 分類
- 輪郭式平山城
- 遺構
- 櫓、門、鐘楼、石垣
- 概要
-
江戸時代初期、現在の広島県福山市に封ぜられた譜代大名・水野勝成が西国外様大名への牽制に築いた城。層塔型5重6階の天守が建てられ、一国一城令発布後に築かれた最後の大規模近世城郭となる。水野氏の後も松平氏、阿部氏と譜代大名が治めた。明治の戊辰戦争で朝敵とされ新政府軍に攻められるが、恭順の意を示し城は戦火を免れた。
明治の廃城令後は荒廃し、かつての三の丸内に山陽本線の線路が通る。本丸は19世紀末に修復され、1931年以降、天守などが国宝に指定される。しかし第二次大戦の空襲で焼失。1964年に本丸・二の丸が国の史跡に指定され、1966年以降、天守などが復興された。その後、山陽新幹線が開通した際、山陽本線同様、かつての三の丸内に線路が敷かれた。2020年代に大改修が行われ、天守閣北面の黒い鉄板張りが復元されるなどした。
久松城、葦陽城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR山陽新幹線・山陽線福山駅からすぐ。
- 100名城スタンプ
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福山城天守閣内(地図)
- 探訪記の該当部分
- 東広島100名城―福山城、三原城、新高山城
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