津和野城
つわのじょう
日本100名城 No.66
- 場所
- 島根県鹿足郡津和野町後田(地図)
- 築城時期
- 鎌倉時代(1295年)
- 築城主
- 吉見頼行
- 主な城主
- 吉見氏、坂崎氏、亀井氏
- 分類
- 連郭式山城
- 遺構
- 櫓、石垣、空堀
- 概要
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津和野盆地の南西部に横たわる標高367mの霊亀山に築かれた山城。鎌倉時代の元寇の後、沿岸防備のためこの地に赴任した吉見頼行が築いた三本松城が始まり。戦国時代、大寧寺の変で大内義隆を滅ぼした陶晴賢に対して吉見氏が挙兵。三本松城で1554年、100日以上に及ぶ籠城戦が行われる(三本松城の戦い)。吉見氏はその後防長経略を開始した毛利氏の傘下に入るが、関ヶ原の戦いの後、毛利氏が減封されると吉見氏も津和野を去り、代わって坂崎直盛が入城し、石垣を多用した天守を有する近世城郭へと大改修を行った。1617年に亀井氏が入城した後は明治まで亀井氏が城主を務める。1686年、落雷で火災が発生し、天守も焼失する。明治に入り1871年、全国の各藩に先駆けて廃藩となり廃城となるが、山上には石垣や堀(堀切、竪堀、連続竪堀など)が残る。
一本松城、三本松城、石蕗城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR山口線 津和野駅から観光リフト乗り場まで徒歩30分、自転車で10分。リフト山頂駅から本丸まで徒歩20分。
- 100名城スタンプ
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津和野城跡観光リフト乗り場(地図)
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