大阪城
おおさかじょう
日本100名城 No.54
- 場所
- 大阪府大阪市中央区大阪城(地図)
- 築城時期
- 安土桃山時代(1583年)
- 築城主
- 豊臣秀吉
- 主な城主
- 豊臣氏、奥平氏、徳川氏
- 分類
- 輪郭式平城
- 遺構
- 櫓、門、石垣、堀
- 概要
-
天下統一を成し遂げた豊臣秀吉の権勢を象徴する「太閤はんのお城」
1583年、大阪・淀川畔の石山本願寺の跡地に秀吉が築城を開始。黒田孝高(官兵衛)により縄張が造られる。1585年、連結式望楼型5重6階の天守が完成。秀吉の死後、息子の秀頼が城主となるが、江戸幕府軍に攻められ、1614年、大坂冬の陣で内堀と本丸を残し破却され、更に1615年、大坂夏の陣で淀殿・秀頼母子とともに焼失する。
1619年、大坂が幕府直轄領となり、1620年、2代将軍・徳川秀忠による大坂城再築が開始される。豊臣時代の縄張は埋め立てられ、天守台の場所も含め豊臣時代の痕跡は全く残されず一から再建された。しかしその後、3度の落雷や大火で焼失に見舞われる。江戸時代末期に15代将軍・徳川慶喜が入城するが鳥羽・伏見の戦いに敗れ退散。その前後で建造物の殆どが焼失する。
1928年、再建工事が行われ、1931年、天守も再建されるが、徳川時代の天守台に豊臣時代のものを再現した建物が建てられるというねじれが発生している。第2次世界大戦の大阪大空襲で天守を除く多くの建築物が焼失するが、戦後再び再建が進められた。
1953年、大阪城跡が国の史跡に、現存する江戸時代の櫓、門、蔵など建物13棟が重要文化財に指定され、大阪城跡は1955年に国の特別史跡にも指定される。
錦城、金城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR大阪環状線大阪城公園駅・森ノ宮駅、大坂メトロ天満橋駅・谷町四丁目駅など下車、いずれも徒歩15~20分。
- 100名城スタンプ
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天守閣1階インフォメーション(地図)
- 探訪記の該当部分
- 関西100名城巡り―飯盛城、大阪城
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