伊賀上野城
いがうえのじょう
日本100名城 No.47
- 場所
- 三重県伊賀市上野丸之内(地図)
- 築城時期
- 安土・桃山時代(1585年)
- 築城主
- 筒井定次
- 主な城主
- 服部氏、仁木氏、筒井定次、脇坂安治、藤堂氏
- 分類
- 梯郭式平山城
- 遺構
- 石垣、堀、武具蔵
- 概要
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平楽寺、薬師寺のあった上野台地に、伊賀の守護大名・仁木氏が築いた仁木氏館が起源。1585年、筒井順慶の養子で、郡山から伊賀に移封された筒井定次が改修。3層の天守を建てる。関ヶ原の戦いの際、一時西軍の新庄氏に奪われるがすぐ奪還する(上野城の戦い)。1608年、「筒井騒動」で定次は領地没収となり、藤堂高虎が城主となる。大坂への対抗のため、高虎は上野城の大改修を行い、本丸を西に拡張し、高さ約30メートルの高石垣を築く。新規に5層の天守を建設するが、これは1612年に倒壊する。のち高虎は津城を本城として上野城は支城となるが、一国一城令で存続が認められる。
明治の廃城令で廃城処分とされ、構造物の多くが取り壊される。1935年、復興天守が建設される。1967年、国の史跡に指定される。
白鳳城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - 伊賀鉄道上野市駅から徒歩10分。
- 100名城スタンプ
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大天守閣1階(地図)
- 探訪記の該当部分
- 三重100名城(1)―津城、伊賀上野城
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