犬山城
いぬやまじょう
日本100名城 No.43
- 場所
- 愛知県犬山市犬山北古券(地図)
- 築城時期
- 戦国時代(1537年)
- 築城主
- 織田信康
- 主な城主
- 織田氏、豊臣氏、石川氏、平岩氏、成瀬氏
- 分類
- 平山城
- 遺構
- 現存天守、石垣、土塁
- 概要
-
1537年、織田信長の叔父・織田信康が、かつて岩倉織田氏の砦があった木曽川畔の高台に築城。居城の木ノ下城を廃してこちらに移る。現存の天守が築かれたのもこの頃とされる。1564年、信康の子・信清が信長に敗れて逃れた後は信長家臣の池田恒興や織田勝長などが城主を務める。信長の死後、羽柴秀吉と徳川家康・織田信雄(織田信長の次男)で争われた小牧・長久手の戦いの時、城主は信雄の家臣・中川定成だったが、彼の不在をついて秀吉方の池田恒興に落とされ、のち秀吉が入城。戦後、信雄に返還される。関ヶ原の戦いでは西軍の拠点となったが、戦後は家康側の小笠原吉次が入城。江戸時代には平岩氏の後、成瀬家が幕末まで城主を務める。明治の廃藩置県で愛知県の所有となり、天守以外の殆どの建物が取り壊される。1891年の濃尾大地震で天守が半壊するが、旧藩主の成瀬家に譲与されて修復される。
1935年、当時の法律で国宝に指定。1952年、現文化財保護法に基づく国宝に指定。2004年、成瀬家の個人所有物から財団法人犬山城白帝文庫の管理下となる。
- 公共交通機関による
アクセス - 名鉄犬山線犬山遊園駅から徒歩15分。
- 100名城スタンプ
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城郭内(門2階の管理事務所)(地図)
- 探訪記の該当部分
- 小牧山城、犬山城、岐阜城、名古屋城
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