金山城
かなやまじょう
日本100名城 No.17
- 場所
- 群馬県太田市金山町(地図)
- 築城時期
- 戦国時代(1469年)
- 築城主
- 岩松家純
- 主な城主
- 岩松氏、由良氏、高山定重、宇津木氏久
- 分類
- 連郭式山城
- 遺構
- 石垣、土塁、堀、馬出し、井戸
- 概要
-
1469年、新田一族であった岩松家純により築城された山城。四方に延びる尾根を中心に金山を利用して曲輪とし、これを堀切・土塁・石垣や石敷きなどで固く守る難攻不落の名城だった。
1528年頃に横瀬泰繁・成繁(のち由良に改姓)親子が城主の岩松昌純を殺害し、実権を握る。のち、上杉謙信や武田勝頼により攻撃されるも、守り切ってきた。1584年、後北条氏と争い金山城に籠城するものの、同年春までに開城し、後北条氏に降伏。1590年、豊臣秀吉の小田原征伐に際して、秀吉家臣の前田利家らが金山城を接収。由良氏は常陸国牛久に知行を与えられ、城主を失った金山城は廃城となる。しかし本丸跡や、大手虎口から大手虎口北下段曲輪、南曲輪、日ノ池などの遺構が現在でも良好に残っている。
1934年、「金山城跡」として国の史跡に指定される。
新田金山城、太田金山城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - 東武伊勢崎線・桐生線・小泉線 太田駅から史跡金山城跡ガイダンス施設まで徒歩40分。同施設から本丸まで山道を約20分。
- 100名城スタンプ
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金山城 南曲輪休憩所(地図)
- 探訪記の該当部分
- 北関東100名城(4)―足利氏館、金山城
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