根城
ねじょう
日本100名城 No.5
- 場所
- 青森県八戸市根城(地図)
- 築城時期
- 室町時代初期(1334年)
- 築城主
- 南部師行
- 主な城主
- 根城南部氏
- 分類
- 連郭式平山城
- 遺構
- 土塁、堀、井戸
- 概要
-
南北朝時代の1334年、陸奥国司として陸奥国に下向した南朝方の武将・北畠顕家と共にこの地に来た甲斐国の南部師行が築いた城。南朝方の根本となる城という願いから「根城」と名付けたといわれる。以降、北奥羽の地で南部氏が勢力を築く契機となる。南朝が劣勢になると北奥羽の南部氏は衰え、1393年、甲斐から移った八戸政光が根城に入り南部氏を再興させる(八戸氏)が、やがて同族の三戸南部氏が有力になる。1590年、南部氏は小田原征伐を行った豊臣秀吉の支配下となり、1592年、根城は壊されるが館は存続する。宗家の南部利直が盛岡城を築城し盛岡藩が興ると八戸もその支配下となり、1627年、八戸氏は遠野城へ移封となり根城は廃城となる。
1941年、国の史跡に指定。1994年、本丸主殿などが復元される。
- 公共交通機関による
アクセス - JR北陸新幹線・青い森鉄道八戸駅からバスで根城下車、徒歩7分。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 東北・西北海道100名城(4)―根城、弘前城
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