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チベット蜂起記念日 Uprising Day

今年も3月10日が来た。
1959年3月10日。「中華人民共和国」を名乗る中国共産党の魔の手からダライ・ラマ法王を守ろうとチベットの善良な人々が立ち上がったUprising Day(蜂起記念日)――あれから(とは言っても私はその時生まれてさえもいないが)今年で57年となる。

私がこの時期のデモに初めて参加してFree Tibetを訴えるようになって8年。毎年「いつになったらこういうことを訴えずに済むようになるのだ」と内心思っているが、解決の兆しは一向に見られない。近年では遂にチベットの人々が「焼身」という実に痛ましい手段で中国共産党の支配に「No」を突きつけている。

そこにいる人々が不幸になる支配などあってはならない。半世紀以上も経つのに民心を得られていない中国共産党のチベット支配は既に失敗していると言い切っていい。否、最初の蜂起が発生した1959年の時点で、中国共産党のチベット支配は早くも破綻していたのである。それ以来ずっと破綻したままの支配に、半世紀以上の間、力づくで蓋をしているだけにすぎない。
中国共産党が自分たちの「国民」のために政治をする連中でないことは明白である。これが「植民地民」が相手なら尚のことだ。この「国」がチベットを支配する限り、チベットの人々に幸福が訪れることはあるまい。

私は、今年も祈る。
ただ純粋に、チベットの人々のためだけに。

チベットが不当な支配から解放されて、チベットの人々に自由と、人権と、笑顔が戻ってくることを…

Free Tibet !!

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