スウェーデン
- 概要
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ヨーロッパ北部(北欧)のスカンジナビア半島東側に位置する国。東にボスニア湾、南にスウェーデン湾に面している。キールナを中心とする北部ラップランドは北極圏である。
中世に、バイキングとして知られたノルマン人がキリスト教を受容し、10世紀頃までにスウェーデンの国家を建国。14世紀末、デンマーク・ノルウェー・スウェーデンによる王国同盟(カルマル同盟)が結ばれ、スウェーデンはその盟主であるデンマークに事実上支配を受けることになる。しかしその支配に対する抵抗活動は頻発し、1523年、同盟は解消されスウェーデンは独立を果たし、ヴァーサ朝が始まる。
17世紀の「北方の獅子」グスタフ2世アドルフ時代には軍事活動や重商主義政策で大国となり、「バルト帝国」を確立する。ヴァーサ朝を継いだプファルツ王朝の時代には絶対王政の体制となる。「北方のアレクサンドロス」カール12世の時代、大北方戦争で国勢を極めるが、ロシアに敗北して以降、国力は衰退する。
18世紀後半、グスタフ3世が絶対王政を復活させ、体外勢力を盛り返すが、19世紀初頭、フランスのナポレオン軍に敗北し、フィンランドをロシアに譲渡させられる。この頃、体制は絶対王政から立憲君主制に移行する。最終的に対ナポレオン戦で戦勝国となったスウェーデンは、フィンランドの奪還を諦める代わりにノルウェーを獲得する。
19世紀後半、スウェーデンでは民主化が進み、20世紀初頭には普通選挙制が始まる。1905年、ノルウェーがスウェーデンから独立する。
第1次、第2次大戦では中立を維持し、戦後も中立を維持して「ノルディックバランス」を演じる。
長期にわたる社会民主労働党政権下、世界有数の福祉大国となり、現在に至る。自動車などの機械工業、鉄鋼業、林業、酪農が盛ん。
気候は亜寒帯湿潤気候に属するが、ストックホルムを中心とする南部は比較的温暖。北極圏である北部ラップランドでは、夏季は太陽の沈まない白夜、冬季は太陽が一日も昇らない極夜の時期もある。
人口約960万人、面積45万平方km。首都はストックホルム。
通貨はスウェーデン・クローナ(SEK)。民族構成は統計が無く詳細は不明。公用語はスウェーデン語。宗教は、福音ルーテル教会が国教。日本との時差は-8時間(サマータイム時は-7時間)。
コンセントの形状はB 、C
- ビザ(日本人の場合)
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以下の要件を満たした有効なパスポートを持った日本国籍の方がスウェーデンを含むシェンゲン協定加盟国に入国する場合は、ビザの取得は免除。
- シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヵ月以上あること。かつ、パスポートの発行日より10年以内であること。また、パスポートの未使用ページが2ページ以上あること。
- 滞在期間があらゆる180日の期間内で最大90日間であること。
- 日本からのアクセス
- スウェーデンへの直行便は無し。ヘルシンキ、コペンハーゲン等、ヨーロッパの他の都市で乗り継ぎを。
- 主な都市・観光地(青字は到達済み)
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南部:
ストックホルム、ウプサラ、ヨーテボリ、ベクショー、カルマル、マルメ、ルンド、エーランド島、ゴットランド島
北部:
キールナ、イェリヴァーレ、アビスコ、ルーレオ
- 当旅行記の該当部分
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フィンランド、スウェーデン
・ストックホルム-1~ストックホルム市庁舎
・ストックホルム-2~ドロットニングホルム宮殿とユールゴーデン島
・ストックホルム-3~ガムラ・スタンの王宮周辺
・ストックホルム-4~大広場とノーベル博物館