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メキシコ
- 概要
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北アメリカと南アメリカに挟まれた中米の国。
紀元前の古くからメキシコ湾岸のオルメカ文明をはじめとして文明が栄え、ユカタン半島を中心とするエリアにマヤ文明が、その後現在のメキシコシティを中心とするメキシコ高原エリアにアステカ文明が繁栄。現在でもピラミッドなどの遺跡に当時の歴史を見ることができる。
しかし16世紀に入るとスペインによる侵略が始まり、1521年にコルテスによってアステカ帝国が滅ぼされ、やがてマヤの侵略も始まり、17世紀末にはマヤ全域がスペインの領地となる。
19世紀、ナポレオンが兄ジョゼフをスペイン王としたことからスペイン独立戦争が始まると、中南米のスペイン植民地でもジョゼフ王を拒否してクリオーリョ(スペイン人移民の子孫)が蜂起。これを機にメキシコは1810年からメキシコ独立革命に突入。1823年に第一次メキシコ帝国が建国されるが、間もなく帝国は崩壊してメキシコ合衆国→メキシコ共和国となる。1848年、米墨戦争での敗戦でカリフォルニア、ネバダ、ユタ、ニューメキシコなどをアメリカに割譲し、1863年にはフランスのナポレオン3世によるメキシコ出兵によりメキシコシティを占領され傀儡帝国が一時建国されるなど、混迷の時期が続く。
1876年、ディアスがクーデターを起こして大統領となり、以後30年、ディアス独裁の時代となる。1910年、メキシコ革命が始まり、1917年、革命軍が勝利し革命憲法を発布。以後は連邦共和国として現在に至る。資源輸出で富を獲得し、工業の近代化が行われるが、麻薬戦争、失業者の増加などの問題も抱えている。人口約1億2860万人、面積197万平方km、首都はメキシコシティ。通貨はメキシコ・ペソ。公用語はスペイン語。民族は、メスティーソ(スペイン人とインディヘナの混血)60%、先住民族(インディオ)25%、白人14%。宗教は8割以上がカトリック。日本との時差は以下の通り。
中部時間-15時間(サマータイムあり)
東部時間-14時間(サマータイムなし)
山岳部時間-16時間(ソノラ州を除きサマータイムあり)
太平洋時間-17時間(サマータイムあり)コンセントの形状はA で、電圧は110V。
- ビザ(日本人の場合)
- 180日以内の観光、業務、通過、外交・公用目的の場合はビザ無しで入国できる。
- 日本からのアクセス
- 東京(成田)からメキシコシティへの直行便がある。また、アメリカ合衆国各都市からメキシコシティ、カンクンをはじめ各都市に直行便が多数ある。
- 主な都市・観光地(青字は到達済み)
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<中部>
メキシコシティ、テオティワカン、プエブラ、クエルナバカ、ベラクルス、アカプルコ、オアハカ、パレンケ、メリダ、ウシュマル、チチェン・イッツァ、グアダラハラ、モンテレー、マタモロス
<東部>
カンクン、トゥルム
<山岳部>
チワワ、ラパス、ロスカボス、マサトラン
<太平洋岸>
ティファナ、メヒカリ
- 当旅行記の該当部分
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※リンク先ページの[前][次]はエリア別ではなく「時期順」モードのものです。
アメリカ、メキシコ、キューバ
・サンディエゴ、ティファナ~アメリカ・メキシコ国境
・メキシコシティ-1~再びメキシコへ
・テオティワカン~海抜2000mのピラミッド
・プエブラ、チョルーラ~侵略者に踏みつけられた遺跡
・メキシコシティ-2~侵略者に踏みつけられた遺跡と「メキシコの歴史」
・メキシコシティ-3~テンプロ・マヨール
・メキシコシティ-4~国立人類学博物館
・メリダ~ゆったりとしたユカタンの州都
・ウシュマル~森の中のマヤの遺跡
・チチェン・イッツァ~暦のピラミッド
・カンクン-1~上空から見るカリブ海と屋台街
・イスラ・ムヘーレス~カリブ海でシュノーケリング
・カンクン-2~エル・レイ遺跡とホテルゾーンのカリブ海