カナダ
- 概要
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氷河期、シベリアから当時地続きだったベーリング海峡を経てモンゴロイド(インディアン)が渡ってくる。
16世紀にフランスのジャック・カルティエが、大西洋から五大湖に至るセントローレンス川流域を探索。カルティエはこの地を「カナダ」と名付け、フランスはこの地をフランス領と宣言。17世紀初頭、セントローレンス川の流域に入植し、ケベック植民地を築く。
18世紀、イギリスとフランスの間で北米植民地戦争が勃発し、イギリスが勝利。1763年のパリ条約でイギリス領となる。1774年、ケベック法が制定され、フランス民法典とカトリック教会の存続が認められる。
1775年、アメリカ独立戦争が勃発。独立に反対した王党派がカナダに移住してくる。アメリカ大陸議会はカナダも独立戦争に加わるよう働きかけたが、カナダは動かず、イギリス植民地として残る。
1793年、アレグサンダー・マッケンジーがロッキー山脈を越えて大陸横断に成功。英領カナダ領は太平洋岸にまで達する。
19世紀、アメリカ合衆国が南北戦争後に力を付けてカナダ合併の危機が強まったことから、イギリス議会は1867年英領北アメリカ法を制定してカナダを自治領とする。1926年には外交権を付与され、1931年、ウェストミンスター憲章で確立したイギリス連邦の一員としてイギリスと対等な主権を持つこととなり、実質的な独立を果たす。
1949年、ニューファンドランドがカナダの領土となる。
1964年、現在の国旗が制定される。
1982年、カナダ憲法が成立し、依然としてイギリス連邦の一員でありながらも、名実ともに独立国家となる。
1999年、先住民族であるインディアンやイヌイットの自治権が承認される。人口約3725万人、面積998万平方km、首都はオタワ。通貨はカナダドル。公用語は英語、フランス語。人種はヨーロッパ系白人が77%、先住民4%、黒人3%。宗教は77%がキリスト教(カトリックが43%、プロテスタントが29%)。日本との時差は以下の通り。
ニューファンドランド時間-12.5時間(サマータイムあり)
大西洋時間-13時間(サマータイムあり)
東部時間-14時間(サマータイムあり)
中部時間-15時間(東部サマータイムあり、西部サマータイムなし)
山岳部時間-16時間(サマータイムあり)
太平洋時間-17時間(サマータイムあり)コンセントの形状はA で、電圧は120V。
- ビザ(日本人の場合)
- 滞在日数が6ヵ月以内の観光の滞在ならビザは不要だが、カナダに空路で渡航する際には電子渡航許可証eTAが必要。また、アメリカ経由でカナダへ渡航する際にはアメリカの電子渡航認証システム(ESTA)が必要
- 日本からのアクセス
- 東京、大阪からバンクーバーへの直行便。
東京からカルガリー、トロント、モントリオールへの直行便。
- 主な都市・観光地(青字は到達済み)
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<東部>
オタワ、トロント、モントリオール、ケベックシティ、シャーロットタウン、ナイアガラの滝、セント・ジョンズ
<中部>
ウィニペグ、レジャイナ
<山岳部>
カルガリー、エドモントン、ジャスパー、バンフ、イエローナイフ
<太平洋岸>
ビクトリア、バンクーバー、ホワイトホース
- 当旅行記の該当部分
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カナダ西部
・バンクーバー-1~カナダの「空気」
・バンクーバー-2~海辺を歩く
・バンクーバー-3~バンクーバーの自然
・バンクーバー-4~シーバスとカナダの動物たち
・ホワイトホース-1~ユーコン・ベリンジアと郊外のコテージ
・ホワイトホース-2~オーロラ
・ホワイトホース-3~年越しの星空
・ホワイトホース-4~この日はオーロラ無し、ダウンタウンへ
・ホワイトホース-5~ユーコンの動物たち
・ホワイトホース-6~オーロラ再び
・ホワイトホース―バンクーバー~カナダの大地を望む
・バンクーバー-5~キツラノ地区
・バンクーバー-6~ギャスタウン、チャイナタウン一帯
・バンクーバー-7~B.C.プレイス一帯