バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

スリランカ、インド

デリー、ムンバイ ~インドは飛び越えてスリランカへ

2015年4月28日

成田を出発して9時間半の空の旅を経て、最新鋭のハイテク機ボーイング787がインドの首都デリーのインディラ・ガンディー国際空港に到着した。
3年間頑張った甲斐あって、日本航空のマイルがインドや東南アジアに行けるまでに貯まった。おかげでゴールデンウィークにもかかわらず、燃油費2万円強を支払うだけでここインドに来ることができた。
しかし、今回のメインはインドではない。
以前から行きたいと思っていたスリランカだった。インドは帰りにちょっとだけぶらぶらすることにして、今回はそのまま飛行機を乗り継ぐ。

到着したフロアの1つ上の出発ロビーに移動し、ジェットスターのカウンターで搭乗手続きをする。デリー―ムンバイ―コロンボの乗り継ぎ便で、デリー―ムンバイ便は21時40分の便を予約していたのだが、チェックインの時間が早めになったおかげで1時間ほど早い便に乗せてもらえることになった。
ところが、その便に遅れが発生し、結局デリーを出発したのは予約していた便と同じくらいの時間になってしまった。ほんの数時間空港に滞在しただけでも「That is India(これぞインド)」は起きるものだ。

デリー―ムンバイ便は勿論国内線なので、日本の国内線の感覚で「国内線に機内食は無い」と思って空港で軽くハンバーガーを食べてきたが、しっかり出てきた。
「Vegi or chicken?」
と聞かれてチキンを選んだ。出されたのは、案の定、カレー。これから日本に帰るまでスリランカでもインドでもカレーとの付き合いになるが、この機内食がその第1弾となった。

デリー空港
デリー空港
ムンバイ空港
ムンバイ空港

2015年4月29日

ムンバイ空港(チャトラパティ・シヴァージー国際空港)に到着したのは、ほぼ日付が変わるタイミングだった。ここで国際線に乗り継ぎだが、この空港は国内線と国際線のターミナルが離れていて、シャトルバスに乗って一度外に出て、大回りして移動することになる。
国際線ターミナルに移動して、出国手続き。一応日付はまたいだが、僅か6時間余りのインド滞在だった。
既に午前零時を回っているというのに、ムンバイ空港は免税店などが元気に営業していて、まるで昼間のようなきらびやかさだった。ここで出発の時間を待つが、私の乗る便だけなかなか搭乗口の案内がなく、ちょっとだけやきもきさせられた。

午前2時30分、ムンバイ空港を出発。機材は通路が1本だけのボーイング737で、同じ国際線でも先ほど東京―デリー間で乗った787とは随分な差だ。
航行時間は僅かに2時間。デリー―ムンバイ間も2時間ですぐに到着して空港で乗り継ぎとなったので、睡眠時間もろくに取ることができなかった。僅か2時間とはいえ、貴重な休み時間だ。私は機内サービスの飲み物にビールを頼み、それを寝酒にして束の間の眠りについた。

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