九龍周遊 ~オープントップバス
2014年6月8日
オープントップバス(旺角にて撮影)
午後からは、オープントップバスを楽しむことにする。尖沙咀のスター・フェリー船着場の一角にあるBig Bus社の出張所に赴いて、九龍を周回する乗り降り自由のコースを申し込む。
ペニンシュラ・ホテル(香港半島酒店)近くの乗り場でバスに乗り込み、屋根の無い2階に陣取っていざ、風に吹かれながらの九龍巡りに出発。まずはお馴染みのネイザン・ロードを北上し、時折裏道に入ったりして九龍の街中を駆け回る。
香港の風物詩の一つに、看板すれすれに走る2階建てバス、という風景がある。このオープントップバスはその2階建てバスの屋根を取り外した格好のものなので、例え立ち上がっても看板に頭をぶつけることはあり得ないのだが、それでも手を伸ばせば届いてしまうのではないかと思えるくらいの頭上すぐの看板をすり抜けていくというのは、ぶつからないと分かっていてもスリルを感じる。
オープントップバスからの風景
看板がこんなに近い
バスは旺角(モンコック)で折り返し、暫くネイザン・ロードを南下した後、廟街のあたりで西に進路を変えて九龍駅や2011年4月にオープンした新名所の高層ビル・天際100(スカイ100)や高級マンション・凱旋門のある西の海辺を巡る。このあたりは工事中の場所も多い。香港もまだまだ今後の発展は続くということだ。
スカイ100(左端)や凱旋門(中央)が建ち並ぶ
ドラゴン・ボートのレースをやっていた
再び進路を南に取り、先ほど訪れた廣東道を通って尖沙咀の海辺に行き着く。そこから更に進路を東に変え、梳士巴利道(ソールズベリー・ロード)を紅磡駅のあたりまで走る。
折しも、ドラゴン・ボートのレース大会真っ最中。ビクトリア湾沿いの遊歩道は見物客や龍のオブジェで賑わっていた。
紅磡駅で折り返して最初にバスに乗った場所へ戻り、1周完了。所要時間は大体1時間弱だった。
今回申し込んだコースは1日乗り降り自由の乗り放題。もうちょっとだけ、ネイザン・ロードを旺角まで楽しませて頂いた。
過去に香港を訪れた時の写真を見ると、どうやらオープントップバスに乗ったことはあるようなのだが、よく覚えていなかった。今回のはもう忘れることは無いだろう。なかなか楽しかった。
次の機会があったら、今度は頭上すぐ近くに迫る看板がネオンで彩られる夜に乗ってみたい。
※Big Bus Tourのコース図(bigbustours.com)
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