中環―灣仔 ~トラムと会議展覧中心
2014年6月8日
中環(セントラル)には11時20分ごろ到着。次の予定までまだ少し時間があったので、中環と同じく対岸の九龍へのスター・フェリーが出ている灣仔(ワンチャイ)までトラム(路面電車)で行ってみることにした。実はトラムには前日、上環→中環の移動でも乗ったのだが、もう1回乗って動画を撮りたいと思ったのだ。
トラムの走る風景
香港のトラムは、香港東北部の筲箕湾(サウゲイワン)と堅尼地城(ケネディタウン)を東西に結ぶ約14kmの路線。私が乗った中環―灣仔の区間はだいたいMTR(地下鉄)の少し南をほぼ平行に走っている。車体は街中でよく見かけるバスと同じく2階建てだ。
私はその2階に乗り込み、途中からは運良く最前列に陣取ることができた。
ガタゴト音を立てながら道路の真ん中をゆったりとした速度で走る風景もまた、香港の風物詩だ。速くて便利なMTRが通った今でも廃れることなく現役で走り続けているのは、やはりスター・フェリー同様、トラムのある風景が香港に欠かせないからなのだろう。
動画『A View from Hong Kong Tram
~香港のトラムの車窓から』(YouTube)
フレミング通りでトラムを下り、歩いて灣仔へ向かう。
大通りを渡る歩道橋を歩いていたら、そのまま香港会議展覧中心に迷い込んでしまった。オーストラリア・シドニーのオペラハウスにも似たこの建築物の外観はこれまで幾度となく見てきたが、中に入ったのはこれが初めてだった。外観はオペラハウス似だが、その機能は会議室あり展示場ありのコンベンションセンターで、日本で言えば東京ビッグサイトのような位置付けだ。
香港会議展覧中心内部
会議展覧中心の見える香港島の風景
会議展覧中心内の案内板を頼りにスター・フェリーの船着場にようやく到着。九龍に戻る。
背後に見える香港島、前方に見える九龍ともども、この日はかなり霞がかかっている。夜には取りあえずビクトリア・ピークへと考えているのだが、ただでさえ日曜日でオフィスの窓明かりが少ないと思われるのに、この天気では少々心配だ。
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