羽田―香港 ~リニューアルした羽田を出発
2014年6月6日
午前8時、羽田空港国際線ターミナル。
これまでは成田出発が多かった私だが、、東京―香港は便数が多く、羽田からもかなり出ている。しかも、私が住んでいるのは羽田まで僅か30分という絶好の場所・神奈川県川崎市。悠然と出発の2時間半前に到着できた。
2014年3月30日に大幅に拡張してリニューアルオープンした後の羽田空港国際線ターミナルを利用するのはこれが初めてとなるが、評判通りかなり広くなっていた。チェックインカウンターはリニューアル前の96からA~Lの12列×12の144に、搭乗口はリニューアル前の10から18に大幅な増設。ハブ空港となるに相応しい規模になっていた。一番端の搭乗口となるとかなり遠く、走って搭乗口に向かう利用客も見受けられた。
リニューアルした羽田空港国際線ターミナル
キャセイ・パシフィック社のボーイング747
やがて搭乗口に、キャセイ・パシフィック社の巨大な機体がゆっくりと入ってきた。日本の航空会社では既に使われなくなったジャンボジェット機=ボーイング747――この機体に乗りたくて数ある香港便の中からこの便を選んだと言っても過言ではない。出発前からテンションが上がってきた。
前回の海外でフライト時間が長かったせいもあってか、羽田から香港への4時間はあっけないくらいあっという間だった。
到着ロビーに出て、これから香港の街に出るのだが、その前にやるべきことがある。
両替――は到着ロビーに出る前に済ませている。
もう一つ必要なのが、オクトパスカード(八達通)の購入だ。
オクトパスカード
オクトパスカードとは、日本でいえばSuica、PasmoやPiTaPaのようなチャージ式IC交通カードだ。香港では特にバスで、0.1香港ドル単位での小銭を要求されることが多いが、これさえあれば小銭の煩わしさから解放される。50香港ドルのデポジットでレンタルできるが、3日以内の滞在なら300香港ドル(50香港ドルのデポジット含む)でエアポートエクスプレス往復とMTR(地下鉄)乗り放題(バスや市電、スターフェリー等に乗るには別途チャージが必要)というツーリストパスがお得だ。
香港のエアポートエクスプレス
オクトパスカードを買ったところで、エアポートエクスプレスに乗って香港の街へと向かう。ただ、エアポートエクスプレスの駅からだと目的地まではやや不便だ。そこで、MTR乗り放題というツーリストパスの特典もあることなので、一旦終点の香港島まで出てそこから中環(セントラル)でMTRに乗り換えて九龍へJターンする。
エアポートエクスプレスは今回初めて利用したが、速くて空調も効いていてなかなか快適だった。これまでは2階建てバスに乗って街中に出るのがお気に入りだったが、今後も3日以内の滞在の機会があれば、ツーリストパスを使ってまたこの列車を利用するのもいいかもしれない。
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