バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

ラダック、北インド(2011年)

マナーリー(2)

2011年10月 5日

重たいまぶたを開いて時計を見ると、既に10時を回っていた。19時間に及ぶ車での移動は、やはり私の体力を想像以上に消耗させていたようである。
次の目的地へのバスを今日夕方の出発か明日朝の出発にするか考えていたが、この疲れようでは、今日の夕方出発の夜行便はとてもではないが無理だ。

[明日の朝にしよう・・・]

これで、スケジュールは決まった。

マナーリーの街は朝から喧しい。バスターミナル横のヒンドゥー寺院では、何かのイベントか儀式が行われていたようで、大音響の中大勢のギャラリーが集まっていたが、私が表通りに出る頃にはちょうど終わっていたようで、ギャラリーが三々五々散り始めていた。
201110050101.jpg

その他にも、マナーリーには“インド”を思わせる幾つもの要素があった。

・何かよく分からないが、見た目も音も派手な、いかにもヒンドゥー的なプチパレード
ヒンドゥー的なプチパレード
葬列か? 後日、この時マナーリーでお祭りが行われていたことを知った。もしかすると、先程ヒンドゥー寺院で行われていたのもこれ関係だったのかもしれないのは確実だろう。

・中心部の商店街
中心部の商店街
路地裏までちょっと雑多に店が続いているのがインド的。

・レーではおよそあり得なかった巨大野良牛
巨大野良牛
君たち・・・
野良のくせに、何を食べたらそんな風にでかくなれるのだ?

・お昼に食べたマサラ・ドーサ
マサラ・ドーサ
いや、これはラダックでも食べることは可能だな・・・


――いかん。やはり疲れているのか、最後はどうでもいいものまで挙げてしまった。

しかし、マナーリーは何もかもがインド的なものばかりの街でもない。私が求めていたものも、きちんとあったのである。

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