バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

ラダック、北インド(2011年)

Ti Sei Guesthouse

2011年10月 1日

ラダックの観光シーズンは一般的に、10月までとされているが、10月になると閉めてしまう店なども多いようで、レーのフォート・ロード~アッパー・トゥクチャ・ロードの川沿いでもシャッターを下ろしたカフェや入り口を閉じてしまった宿が見受けられる。
今回私がレーの寝床に定めたTi Sei Guesthouseも、営業はしているものの宿泊客は私だけと寂しい限りだ。

さて、このTi Sei Guesthouse、私がこれまでレーで泊まった中でも一番のゲストハウスだ。まず閑静さは文句なしのナンバー・ワン。雰囲気もいい。一歩中に入ると花いっぱいの中庭に出迎えられ、建物自体の外観の小奇麗さも手伝って、とても明るく感じられる。宿を仕切っているおばさんも優しく、とてもアットホームだ。庭で遊んでいる4歳ぐらいの女の子やウサギの存在も、ゲストハウスの雰囲気に可愛らしさを添えてくれている。
Ti Sei Guesthouse

通された部屋はそんなに奇麗ではないが、南向きで明るく、暖かい。窓の外も畑や雪山が見えるいい風景だ。客が少なくなった影響か、宿代もレーでのこれまでの最安値となる200ルピーを一発提示してくれた。
Ti Sei Guesthouseの部屋

問題はシャワー(室外)だ。前回のレーの宿やその後の西ラダックでの宿同様、ホットシャワーは無い。宿のおばさんによると、このあたりでは(どのあたりまでかは不明だが)どこもホットシャワーは無く、お湯はバケツで提供だということなので、そこは納得して入った。

レー滞在、と言うか、ラダック滞在も残り数日となる。その“最後の拠点”としてかなり好条件の宿を見つけることができたのではないかと思う。

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