香港-3 ~旅の終わりはアジアで
2011年5月8日
日曜朝のネイザン・ロード
旅の最終日。朝早くから外に出るが、日曜の早い時間だからかネイザン・ロードも人はいつもよりまばらだ。
ネイザン・ロード界隈をぶらぶら歩き、手頃な食堂で朝食にワンタンラーメンを頂き、尖沙咀(チムシャツォイ)プロムナードに出てスターフェリーに乗船し、中環(セントラル)へ ―― やはり全くのワンパターンな行動になってしまっている。
初めは、中環から香港島南側の香港仔へ行こうと思っていたのだが、どこからバスに乗ればいいかが分からず、無駄に時間ばかりが過ぎていく。
日本へ戻る便は14時30分発。ギリシャを経った時のように搭乗時間を気にするのはもう御免だ ―― 既に2度も行ったことのある場所なので、香港仔はあっさり諦めて中環近くをぶらぶらすることにした。
時間を考えると、行ける場所は灣仔(ワンチャイ)ぐらいまでだが ―― そう言えば、スターフェリーは尖沙咀からは中環と灣仔に出ているけれど、ここのところ中環行きばかりで、灣仔方面の船には11年前に乗ったきりだな…
ということで、灣仔からのスターフェリーに乗ることを目標に、私は東へと針路をとった。
香港会展中心(スターフェリーから撮影)
会展中心のモニュメント
なるべく海沿いになるようにコース取りして歩いていると、会展中心に辿り着いた。対岸の九龍やスターフェリーからはしょちゅう見ていた建物だが、間近に見るのはこれが初めてだった。
会展中心から見た対岸の九龍
しかし、これだけ大きな建物となると間近に見ても余りピンとこない。やはり遠目に見るのが面白い建物だ。その場にいた他の観光客もほぼ全員が、建物そのものよりも専らモニュメントや対岸の九龍の景色に熱中していた。
そろそろいい時間になってきた。私は会展中心にほど近い場所にあるスターフェリー乗り場に移動して乗船。九龍に戻って宿を引き払い、帰国便の待つ空港へと向かった。
乗り継ぎのためのごく短時間の滞在だったとはいえ、もう少し考えてから香港巡りをすればよかった。会展中心以外はものの見事にこれまで訪れたことのある場所ばかりとなってしまった。
香港にはまた確実に来ることになる。その時こそ、新たな場所を開拓しよう。
*
最後はいつものアジアになったが、今回の旅は何と言っても初のヨーロッパとなったギリシャである。
初ヨーロッパの感想はまた別ページに纏めることにするが、幾つかここで書くとすれば、ヨーロッパも確かに良かったが、物価がやはりアジアに比べると高いこと、それも含めて、やはり自分にはどちらかと言えばアジアの方が性に合っているかな、ということを感じた。
実は、次の旅の行先はもう決まっている。
次はまた、アジアに回帰だ。
取りあえず
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