第9部 雲南南部
2007年11月16日-11月28日
7月1日に中国からチベット入り(チベットは元々中国ではない)して以来、4か月半前ぶりの中国訪問となった。
ラオスから中国に入り、まず目指したのは、シーサンパンナ。民族情緒と自然の豊かな別天地を求めて、中国で私が行き残した最後の大物へと向かう。
その後、用事があって昆明-大連間を往復するという無駄極まりないことをしてしまい(この用事ができてしまったために東南アジアでは急ぎ足になってしまった)、昆明に戻った後はベトナム寄りに南へと移動し、棚田で有名な元陽、そしてベトナム国境の街・河口を目指す。
しかし、中国に戻ってきた、という感慨は無い。今回の旅を続ける中、私の中で"中華人民共和国"へのイメージは大きく損なわれていたのである。
<当時のレート>
・1元≒15円