パタン・2 ~寺院巡り
2007年7月28日
ダルバール広場を少し離れてみた。パタンの路地にも、カトマンズやバクタプルの路地同様、昔の面影を残した風景があった。チベット難民らが作ったと思われるハンドクラフトを売る店も少なくない。
パタンの路地
ハンドクラフトを売る店
寺院も多い。まず広場の南側、民家の間の狭いスペースに建てられた、幾千もの仏像が刻まれた塔の立つマハボーダ寺院、そしてやはり仏教寺院であるルドラバルナ・マハビハールと参詣する。
それからダルバール広場に戻り、今度は北へ向かう。
マハボーダ寺院
北アショカ・ストゥーパ
それからダルバール広場に戻り、今度は北へ向かう。
まずパタンの街の東西南北に4つ建てられているアショカ・ストゥーパのうち北のものに行き当たる。そのすぐ近くにあるクンベシュワール寺院は五重塔が目を引くので仏教寺院かと思いきや、中は明らかにヒンドゥー教寺院だった。
最後に、ゴールデン・テンプル(本名:ヒラニャ・ヴァルナ・ マハヴィハール)。これもマハボーダ寺院同様民家の間の狭いスペースに建てられていて、看板が無いとどこにあるかも分からないではないかというほど奥まったところにある。確かに金色の屋根が葺かれているが、けばけばしさは無く、むしろ非常に落ち着いていて厳粛な雰囲気が漂っていた。
クンベシュワール寺院
ゴールデン・テンプル
ここもやはり仏教・ヒンドゥー教が入り交じっていたが、どちらかと言うと仏教寺院の方が多いような印象を受けた。そしてそれらの仏教寺院でも、私は仏に祈りを捧げることを忘れなかった。
夜になって、ナガルコットに行っていたサトコとフェイがカトマンズの宿に戻ってきた。この天気ではヒマラヤは見えないのでは、と思っていたが、サトコは
「雪山見えましたよ」
と、写真を見せてくれた。確かにそこには、白い山肌のヒマラヤ山脈が写っていた。但し、これが見えたのは朝方のほんの少しの間だけで、その中にエベレストがあったかどうかも分からないようだった。
とはいえ、ヒマラヤを見ることができたというだけでも羨ましかった。ヒマラヤのすぐ麓の国まで来ながらお目にかかれないまま終わってしまうのは口惜しい。カトマンズでは難しいだろうが、次に行こうと考えているポカラあたりで見ることができればいいのだが…。
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